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スウィンドン・タウンFC徹底ガイド―「The Robinsと情熱が燃える赤の誇り」

1. クラブ名の由来
「Swindon Town(スウィンドン・タウン)」は、1881年に創設された際に町の名前をそのまま冠したものです。地元コミュニティの象徴として発展し、クラブの愛称 “The Robins(コマドリ)” は赤いユニフォームに由来しています。


2. エンブレムの由来


現行のエンブレムは、盾型のデザインに走る鉄道を象徴するアイコンが描かれています。これはスウィンドンが鉄道工業の町として発展した歴史を反映しています。中央の“STFC”の文字と赤い鳥は、クラブのアイデンティティと地域の誇りを体現しています。


3. ユニフォームの特徴
ホームキットは一貫して赤を基調とし、白の差し色が入るのが伝統です。アウェイは白や黒、緑などが採用された歴史がありますが、赤が“クラブの魂”とされています。


4. スタジアム詳細
名称: カウンティ・グラウンド(County Ground)
収容人数: 約15,700人
開場: 1896年
所在地: Swindon, Wiltshire
特徴: コンパクトながら熱狂的なファンの声がこだまし、観客とピッチの距離が近いため試合当日は圧倒的な一体感が生まれます。


5. クラブの方針やビジョン
クラブは「地元の若者を育て、トップチームへ送り込む」ことを重視しています。華やかな補強よりもアカデミー出身選手を育てる方針で、地元密着型クラブとしての姿勢を崩していません。


6. 過去の獲得タイトル
フットボールリーグカップ優勝(1969年)
フットボールリーグ3部、4部での優勝・昇格多数


7. 有名な出来事
1969年リーグカップ優勝
当時3部に所属していたスウィンドンが、ファイナルで名門アーセナルを破る大金星を挙げ、歴史に刻まれました。

1993年プレミアリーグ昇格
クラブ史上初のトップリーグ昇格を決め、町全体が赤く染まりました。


8. 愛された選手と監督
選手: ドン・ロジャース(Don Rogers)
地元出身FWで、1969年リーグカップ決勝で2ゴールを挙げた伝説のヒーローです。クラブのシンボル的存在で、スタジアムには「ドン・ロジャース・スタンド」が設けられています。

監督: ルー・マカリ(Lou Macari)
1989年からクラブを率い、躍進の基盤を築いた名将です。攻守のバランスを重視した堅実な戦術でファンから愛され続けています。


9. 特徴的な移籍
当時クラブ史上最高額の移籍金となったベン・ホワイトマンの移籍は、クラブ記録を塗り替え、クラブ経営に大きなインパクトを与えました。


10. クラブの特徴的なプレースタイル
歴史的には堅実な守備からのカウンターが基本でした。近年はポゼッションを重視し、地元育成の選手を中心に戦術的柔軟性を見せています。


11. ファンの愛称とその由来
特徴 ファンは “Swindonites” や “The Robins Faithful” と呼ばれています。鉄道の町らしく、アウェイ遠征にも積極的に足を運ぶ“旅するサポーター”として知られています。


12. ライバル関係
最大のライバルはオックスフォード・ユナイテッドです。通称 “A420ダービー” は激しいライバル戦として知られ、試合当日は警察が厳戒態勢を敷くほどの熱戦となります。


13. クラブソング・チャント
代表的なチャントは「We’re the Red and White Army」です。シンプルながらスタジアム全体で合唱されると圧倒的な迫力となります。
動画引用元:CSN

14. 伝説の試合
1969年リーグカップ決勝 vs アーセナル
3部所属のスウィンドンが、ウェンブリーでアーセナルを3-1で撃破しました。延長戦でドン・ロジャースが2ゴールを決め、クラブ史に残る大金星となりました。これはクラブ史上最大の勝利として今も語り継がれています。


15. 人気オーナー
ジェレミー・レイ(Jeremy Wray, 2011–2013)
金融業界出身で、2010年代初頭の経営危機にあえぐクラブを救済するために登場しました。

人物像
冷静な戦略家でありながら、サポーターとの距離を近く保つ姿勢が特徴的でした。サポーターズ・トラストとの対話も欠かさず行いました。

クラブへの貢献
財政再建を進めつつ、現場にも理解を示し、昇格争いを狙えるチーム作りを推進しました。クラブが大きく崩壊することを防いだ功労者です。

ファンとの関係
地元メディアを通じて常に透明性を打ち出し、ファンから一定の信頼を得ました。財政的に苦しい中でも「我々はまだ前を向ける」というメッセージを送り続けました。

象徴的エピソード
2012年のリーグ1昇格を果たした際、スタンドに足を運び、ファンとともに歌いながら昇格を祝った姿は今も印象的に語られています。

今日への遺産
その後クラブはオーナー交代を重ねましたが、「ファンと共に戦う経営者」という姿勢は後の経営陣やサポーター文化に受け継がれています。

※本記事に掲載しているクラブロゴおよび関連する商標は、すべて該当クラブまたは関連団体に帰属します。
本記事での使用は報道・解説を目的としたものであり、権利者との公式な関係を意味するものではありません。