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“トロッター魂炸裂!” Toughsheet Community Stadium 空から描く熱狂の要塞

項目詳細
スタジアム名Toughsheet Community Stadium
所在地Burnden Way, Horwich, Bolton, Greater Manchester, BL6 6JW(イングランド)
開場年1997年(旧Burnden Parkから移転)
収容人数全席 約28,723人
ピッチサイズ110 × 72ヤード(約100.6 × 65.8 m)
最多入場記録28,353人(2003年12月28日 vs Leicester City/プレミアリーグ)

Bolton Wanderersは長年にわたりサポーターに愛された旧本拠地「Burnden Park」を離れ、Taylor報告を受けて新たな全座席スタジアムとして1997年に「Reebok Stadium」として開場しました。
その後、スポンサー企業の変遷により「Macron Stadium」(2014–2018年)、「University of Bolton Stadium」(2018–2023年)と改称。最新名称は2023年7月から「Toughsheet Community Stadium」となり、地元企業との新たな結びつきを強調しています。

  • The Carrs Pasties (North) Stand(北側):家族席を含むスタンドでクラブや地域文化との深い結びつきを象徴。
  • South Stand (Franking Sense):アウェーサポーターを主に収容し、スタジアムの“戦術的要塞”として機能。
  • Nat Lofthouse East Stand:クラブのレジェンド、ナット・ロフスルースを讃えて命名。エグゼクティブボックスやスタジアム運営中枢も担う価値あるスタンド。
  • West Stand:クラブの核心—選手控室、監督席、役員室などが集まる“決戦のリング”たる主舞台。
  • 0:10頃から空撮映像が始まり、青い外装、スタンド配置、スタジアムと周囲のリアルな距離感が明瞭に映ります
    • 動画出典:Britain From Above

Toughsheet Community Stadiumは、Burnden Park時代からの伝統と、現代サッカーの安全性・快適性を融合した“魂の劇場”。
ナット・ロフスルース生誕のスタンド、家族席、アウェーゾーンなどが織りなす構造は、スタジアムを“ただの建築物”から“クラブの歴史が息づく舞台”へと昇華させます。
その設計思想は、近接性を最重視した設計(ポピュラス社による)にも表れており、選手の気迫とサポーターの鼓動が一体となって伝わる臨場感こそ、この場の最大の魅力です。

Bolton Wanderersの魂は、このToughsheet Community Stadiumで生き続けています。1997年の開場から現在まで、スタンド名や構造に込められたクラブの歴史、レジェンドへの敬意、そして地域との絆。すべてがこの空間に“熱量”として宿っており、スタジアムはまさに“観る者を鼓舞する生きたアリーナ”です。